わずらわしいコードいらずで非常に便利なBluetoothイヤホン・ヘッドホンも、今や1000円台から3000円程度で買えるようになった。そこで、安価にBluetoothイヤホン・ヘッドホン生活を送るために、ポイントをいくつかご紹介。
※後述するがaptX対応でもSBC以下の音質な酷いものもあるので注意。
この中でaptXに対応しているのはCSR8645だけ！
CSR8635やCSR8640と書いてあるのにaptX対応という製品は虚偽記載。対応していない。この虚偽記載が非常に多い。少なくともショップのレビューや購入した人の動画やブログでのレビュー、メーカーのサイトでチップ記載等、十分な確認をすることをお勧め。
こればかりは実際に買ってiPhoneで試した人のレビューを探すしか方法がない。問い合わせに対応してくれるメーカーであれば、どんなに安い製品だとしても買う前に問い合わせるべき。
当たり前だがチップやコーデックだけではなく、イヤホン・ヘッドホン自体の性能によって音質は大きく変わる。aptXの音質を全く引き出せずSBC以下の製品もあるし、逆にSBCでも最大限引き出した上に広く感じるようにチューニングされた素晴らしい製品もある。きちんとレビューを読んで、自分の好みと合いそうなものを選ぶ。
低価格帯は、ごまかしやすい極端な低音寄りかドンシャリが多い印象。音域だけ出ていればイコライザでどうとでもなるが、音域すら狭いものはどうしようもできない。音楽用だと痛い失敗に。
この分野は”くじ”みたいなもので、実際に使っていかないと分からないし、人によって真逆の評価にもなる。安価なのでいろいろ試すのもありありのありで、「あ、高いの買えたな」っていう結末もありけりのけり。
この価格帯のほとんどが、中国メーカーか欧米の皮を被った中国生産の製品。はんだ付けが甘かったりバリが残っていたりは当たり前。頻繁に引っ張ったりするような使い方の場合、各接続部分が断線したりはよくあるよう。
いくらいいイヤホン・ヘッドホンを買っても送信側が対応していなければSBCになってしまう。自分のスマホが対応しているか、PCならばBluetoothアダプタが対応しているか確認する。
PCの場合、おおむねCSR社製チップのBluetooth4.0以上対応のアダプタであればaptXに対応している可能性は高い。
例えば、
このよく見るCSR4.0と書かれたアダプタはCSR社製CSR8510というチップでaptX対応している。Windows10ならドライバ要らずで挿すだけ。運がいいと中国発送なら200円程度から買える（ただし偽物や悪い業者に注意）。心配な方、見極められない方は国内のお店でも500円程度で買えるのでお探しあれ。
自分で買う時に調べて気が付いたいくつかのポイントは以上。簡単に言うととにもかくにもCSR8645チップ必須ということ。
CSR8645。CSR8645。
最後におまけ。今自分でメインで使っているのは、Mpow社のBluetoothイヤホン。羽が付いているタイプはズレにくくてとてもいい。
2千円台でもちろんCSR8645。aptX対応。バッテリーもまあまあ持つし、なによりも日本語対応のメーカー保証18か月。最初に買うには安心できるのではないかなと。
みなさまもぜひ低価格Bluetoothイヤホン・ヘッドホン、aptXの低遅延高音質の世界を試してみて！！
※免責※虚偽記載も見られ、非有名メーカーが多い分野でのお買い物になると思います。安価と引き換えに各事項ご注意の上でご購入ご検討ください。購入時のトラブルや製品の対応環境等の責任は一切負いかねますので予めご了承ください。
（月刊ポロリショッピング編集部：姫野ブランチ）
◎ aptX対応製品を選ぶ理由（iPhoneの方はAAC対応製品）
【音の遅延】
aptX非対応製品では音が遅延してしまう。音楽なら問題ないが、映像やゲームをする場合はかなりの違和感がある。aptXおよびAAC対応製品ならば70msに抑えられるので、ほとんど気にならずギリギリ音ゲーをも楽しめる。【音質】
aptXおよびAACに対応していない製品ではSBCというコーデックで再生され、遅延だけではなく音質がかなり落ちる。高低音とも、特に高音のカットが大きくとてもこもって聞こえる。※後述するがaptX対応でもSBC以下の音質な酷いものもあるので注意。
◎ 虚偽記載に注意
【チップ】
aptXやAACに対応しているかは搭載しているチップで分かる。2018年上半期の時点で本記事のターゲットの1000～3000円台の安価なBluetoothイヤホン・ヘッドホンの主力チップは、CSR8635・CSR8640・CSR8645、だいたいこの3つのチップのいずれか。この中でaptXに対応しているのはCSR8645だけ！
CSR8635やCSR8640と書いてあるのにaptX対応という製品は虚偽記載。対応していない。この虚偽記載が非常に多い。少なくともショップのレビューや購入した人の動画やブログでのレビュー、メーカーのサイトでチップ記載等、十分な確認をすることをお勧め。
【AAC】
aptXはチップがCSR8645ならほぼ間違いないがAACはまた別案件なよう。対応するにはライセンス料が必要になる関係で、この価格帯では製品価格を安くするためにライセンス料を節約してAAC対応していない製品が多い。そしてここでも虚偽記載が多く見られる。こればかりは実際に買ってiPhoneで試した人のレビューを探すしか方法がない。問い合わせに対応してくれるメーカーであれば、どんなに安い製品だとしても買う前に問い合わせるべき。
▲ 音質は製品により大きく違う
当たり前だがチップやコーデックだけではなく、イヤホン・ヘッドホン自体の性能によって音質は大きく変わる。aptXの音質を全く引き出せずSBC以下の製品もあるし、逆にSBCでも最大限引き出した上に広く感じるようにチューニングされた素晴らしい製品もある。きちんとレビューを読んで、自分の好みと合いそうなものを選ぶ。
低価格帯は、ごまかしやすい極端な低音寄りかドンシャリが多い印象。音域だけ出ていればイコライザでどうとでもなるが、音域すら狭いものはどうしようもできない。音楽用だと痛い失敗に。
この分野は”くじ”みたいなもので、実際に使っていかないと分からないし、人によって真逆の評価にもなる。安価なのでいろいろ試すのもありありのありで、「あ、高いの買えたな」っていう結末もありけりのけり。
▲ 製品強度に注意
この価格帯のほとんどが、中国メーカーか欧米の皮を被った中国生産の製品。はんだ付けが甘かったりバリが残っていたりは当たり前。頻繁に引っ張ったりするような使い方の場合、各接続部分が断線したりはよくあるよう。
◎ 再生する機器がaptXもしくはAACに対応していること
いくらいいイヤホン・ヘッドホンを買っても送信側が対応していなければSBCになってしまう。自分のスマホが対応しているか、PCならばBluetoothアダプタが対応しているか確認する。
PCの場合、おおむねCSR社製チップのBluetooth4.0以上対応のアダプタであればaptXに対応している可能性は高い。
例えば、
このよく見るCSR4.0と書かれたアダプタはCSR社製CSR8510というチップでaptX対応している。Windows10ならドライバ要らずで挿すだけ。運がいいと中国発送なら200円程度から買える（ただし偽物や悪い業者に注意）。心配な方、見極められない方は国内のお店でも500円程度で買えるのでお探しあれ。
自分で買う時に調べて気が付いたいくつかのポイントは以上。簡単に言うととにもかくにもCSR8645チップ必須ということ。
CSR8645。CSR8645。
最後におまけ。今自分でメインで使っているのは、Mpow社のBluetoothイヤホン。羽が付いているタイプはズレにくくてとてもいい。
2千円台でもちろんCSR8645。aptX対応。バッテリーもまあまあ持つし、なによりも日本語対応のメーカー保証18か月。最初に買うには安心できるのではないかなと。
みなさまもぜひ低価格Bluetoothイヤホン・ヘッドホン、aptXの低遅延高音質の世界を試してみて！！
※免責※虚偽記載も見られ、非有名メーカーが多い分野でのお買い物になると思います。安価と引き換えに各事項ご注意の上でご購入ご検討ください。購入時のトラブルや製品の対応環境等の責任は一切負いかねますので予めご了承ください。
（月刊ポロリショッピング編集部：姫野ブランチ）